譲渡条件

小さな命を救いたい

里親募集のワンちゃんを譲渡するにあたりましては、皆さんに「事前アンケート」にご記入頂き、譲渡が決まった方には「譲渡契約書」をご提出願います。

これはこの子達が2度と悲しい思いをさせないためにも 必ずお約束して頂いています。
里親と里子を決めるためには慎重にならざるを得ません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

当団体で里親さんを募集している子達は、保護された子達ですので、望まれないで産まれてくる子達を増やさない為や、病気予防の為にも繁殖制限を奨励しており、不妊手術を行ってから譲渡をしております。
先住犬に関しても不妊手術(避妊・去勢)を行っていただきます。(疾患その他の事情が有る場合は特例ですが獣医師の証明が要ります)

65歳以上だけのご家族の方

ご家族に何かあった場合、ワンちゃんの面倒をみて下さる後見人(身内の方)をたてて頂く場合があります。
子犬はどのくらいの大きさに成長するか分からないため、散歩時の事故や、10年後・20年後の事等を想定して、登録が難しい場合がありますのでご了承ください。

子犬の里親希望者の方へ

生後6か月未満の子犬は、留守番時間が長いご家庭への譲渡は難しい場合があります。
生後約6か月は室内飼育になります。
*感染症防止の為、3回のワクチンが終了するまでは、お散歩は良いですが草むらなどは控えてください。
*子犬期の社会化の為、出来るだけ触ってあげてください。

正式譲渡までの流れ

ご希望のワンちゃんのお名前を記入して頂き、事前アンケートの提出→担当者よりご連絡させて頂きます。
その後、ワンちゃんの滞在するシェルター・支部にて面談がございます。
画像だけで決めて頂いて、トライアルと言うケースはございません。
遠方でございましても、必ずワンちゃんと会って頂きます。
また、面談後飼育不能と判断した場合お断りするケースもございますので、ご了承下さいませ。

成犬の場合

2週間のトライアル→里子として迎えいれる場合→正式譲渡
*トライアル期間中は日報を付けて頂きます。
トライアル開始時に負担金(75,750円)を預り金としてお納めください。正式譲渡の際にお預り金は立替金に充当させていただきます。やむなく断念する場合、当該犬を返還していただき、お預り金を返却いたします。(諸経費を除く)

子犬の場合

子犬は環境にすぐに馴染むのでトライアル期間はございません。
譲渡時に負担金(43,000円)をご負担ください。
不妊手術を当団体提携病院で行う場合、手術費用(20,000円)+ 血液検査費用(5,000円)をお支払いください。 トライアル期間(お試し期間中は当該犬の所有権は団体に属します))2週間のトライアルとは、ご家庭にいる先住犬との相性の問題、お子様が居るご家庭で動物アレルギーが出るか出ないかのチェックをして頂く期間の事です。(動物行動学的にも環境に慣れる期間を指します。)
(この2週間は目安ですので、早く終了する場合も遅くなる場合もご連絡していただきます)↓
その後、当該犬を迎えるかどうかの判断をしてもらいます。
日報到着後、審査により不可となる場合がございます。
(この場合、当該犬を速やかに返却をお願いします)

正式譲渡が決まりましたら、マイクロチップ・狂犬病予防注射・不妊手術・混合ワクチン・飼育費用等の立替金をご負担願います。(前述の預り金を充当します)
飼犬登録についてはお住いの管轄の保健所にて無料にて名義変更ができます。

マイクロチップに関しましては名義変更料400円かかります。
(飼犬登録・狂犬病予防注射の手数料の内訳:この手数料は条例により定められています。)

立替金明細
狂犬病の予防注射(年1回)2,750円
・ 飼育ならびに医療費(ワクチン・駆虫薬など)(一律)
*他疾患で治療する事がございますが、追加費用は頂きません。
30,000円
避妊・去勢手術(歯石除去含む)20,000円
 血液検査費用成犬10,000円
仔犬5,000円
マイクロチップ3,000円
諸経費
*トライアル後、譲渡キャンセルになった場合は、諸経費を引いての返金となります。
        10,000円

2024.4.12 ご負担金の改正。
*初期検査(成犬)費用の内訳(以下の検査費用は立替金に含まれています)
(フィラリア検査、血液検査、歯石除去、駆虫検査、耳洗浄検査、皮膚病検査)

*子犬に関しましては、混合ワクチン/2日~2週間継続での投薬(回虫・コクシジウム等)の内部駆虫/外部駆虫、¥30.000+マイクロチップ¥3,000+諸経費¥10,000=¥43,000のご負担金をお願いしております。
(子犬の場合はトライアル期間はございません。飼育期間に関わらず飼育不可となった場合は、返金は致しません。)

*飼育困難な場合は、ご相談下さいませ。

子犬の状況により、高額の医療費をかける場合もございます。
子犬に関しましても、感染症の為の入院や投薬などで、個体により掛かってくる費用が異なっております。
個体により費用が掛かる子・掛からない子がおりますが、ご負担金は全て一律とさせて頂きます。
一頭でも多くの子達の命を繋げる為に、団体としては積極的治療を行っております。

ご了承のほどよろしくお願いいたします。

(参考文献)不妊、去勢手術のメリットとデメリット(犬の場合)

メリットデメリット
【オス・メス】・長生きする確立が高くなる・雌雄一緒の飼養が可能になる
【オス】・前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍などの予防になる・性的欲求によるストレスから開放される・攻撃性が抑えられ、温和になる・無駄吠えやマーキングが減り、落ち着く
【メス】・望まない妊娠が避けられる・子宮の病気や乳癌の予防に効果がある・生理や発情時のわずらわしさとともに、発情のストレスもなくなる
*手術の方法としては、オスの睾丸摘出手術、メスの卵巣、子宮摘出手術が一般的です。
*手術をする時期はいつでも可能ですが、生後6~8ヶ月頃の最初の発情期前に行うのが効果的です。それ以降であってはなるべく早く手術を実施すべきです。
*不妊、去勢手術に対して「かわいそう」という声もありますが、多くのメリットがあり、人と動物の共生の上からも必要です。

(以上、環境省、動物愛護管理法・図表2より抜粋)
【オス・メス】・繁殖させたくなっても不可能・栄養管理によっては肥満になりがち・ホルモン欠乏症による皮膚病がおこる
場合がある。ただし発症率はかなり低く、
有効な治療法がある。 


*譲渡をお断りするケース

@先住犬の不妊手術を実施されていないご家庭
@海外への移動
@空輸は一切行っておりません。
@番犬としての飼育
@屋外での係留飼育
@団体の審査により不可となったとき

以上のお約束をお守り下さい。

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