ブルセラの件で大阪府警本部より大阪地方検察庁に書類送検された大阪府知事ですが、大阪地検より「不起訴処分」の通知がきました。残念な結果になりました事を、お知らせいたします。
この間、嘆願書等でご支援くださった皆様に改めて御礼申し上げます。
担当検事によると「告発内容は事実であるが、動愛法文中の(みだりに)という部分に当たらないと判断したため、残念ながら不起訴という結果になりました。」という旨の説明を受けました。(またたび獣医師団 ブログより抜粋)
「またたび獣医師団」からの連絡にて、上記のように大阪府知事は「不起訴処分」となりました。この問題は1年前の「ひろしまドッグパーク」崩壊事件と同じように、「みだりに・・・」という法解釈の見解が大きな弊害となったようです。あれだけの大量殺処分を敢行した大阪府、ひろしまDPでは、あれだけの頭数の虐待飼育を行っていたにも係わらず、「不起訴処分」でした。この二つの大きな事件に対し、広島、大阪検察庁による判断は、日本の動物愛護の遅れを如実に露呈したと言える判断でしょう。
しかし、私たちは不本意な結果が出たとしても、挫けたり動揺することはありません。なぜならば、まだまだ不幸な環境下にいるワンたちを救っていかなければ死んでしまう子達がいるからです。国が一日も早く、法律を変えて動物に優しい国作りに目覚めてもらえるまで、先頭に立って戦い続けます。今でもどこかで悲鳴を上げているワンがいる限り、継続をしてゆかねばならないのです。(代表 林 俊彦)