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2007.2.13 現場立ち入り |
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今までの経過
ワンライフ、またたび獣医師団よりレスキュー依頼の要請を受けておりました。
如何なる事情があろうとも処分をする合理的な理由がないならば救わなければならない。
罪のない彼等を人間の勝手で殺してはいけない。まずは助ける努力からであろう。
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現場に到着
建物前にはボラさんが数名、大変忙しそうに活動されていました。外へ犬たちの鳴き声がもれていました。 |
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ボラリーダーさんの案内の元、建物内に入りました。
このようにものすごい数のケイジが密集しています。通路も人が一人やっと通れる位の幅しかありません。 |
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ゴミも散乱し、発覚して1ヶ月以上経っているとは思えない劣悪な状況・・・ |
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新聞紙が敷かれていますが、みんな糞尿まみれです。 |
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どうしてこのような状況なのでしょうか?
現地で活動されているボラさん達はそれでも必死に働いていらっしゃいます。
ですが、府の制限で10名しか中に入れないとの事。ボランティアを希望しても「十分足りていますから」との返答が。
これを見て本当に足りていると言えるのでしょうか? |
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何故か猫も2匹発見しました。 |
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下に降りる階段がありました。
ここもゴミが散乱しています。 |
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風呂場前の脱衣場だった場所です。
こんなに狭いところにまで犬が・・・ |
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屋内で確認できた頭数は137頭+猫が2頭です。
屋外から行く部屋が坂下にあるようなので、そちらに向かいました。 |
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このように建物の下にも犬が居るようです。
もちろん壁や、ドアなどはありません。
衰弱したこの子達に、雨や寒さを耐える体力はあるのでしょうか? |
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この子達は、坂の通路に無造作に置いてありました。あまりにもケイジが狭すぎます。 |
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ここで、府の職員の方が来られ、ボランティアさんに中に入るのは止めるよう注意された為、遠くから中を撮ることしか出来ず、頭数や中の様子を見ることが出来ませんでした。 |
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これは屋内の階段下の部屋の窓から、かろうじて写した屋外の部屋の様子です。
屋内よりも物が散乱し、劣悪さが増しているように思えます。 |
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狭いケイジに入れられ、通路に居るこのワンは、いつからここに居るのでしょうか・・・ |
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水は排水に流せない為、使用後はこちらに溜められます。 |
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ゴミも業者を通して廃棄していないのでしょうか。とにかく至る所に山積にされており、散乱していました。 |
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水道から水が出ない為、ポリバケツで水を運び込んでいます。 |
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建物から出た後、府職員の方に何とか話をしてみました。
「どう考えても人が足らないように思えます。手伝わせていただけませんか?」
「この状況はどう見ても虐待に値します。清潔なバリケン・フード・その他必要なもの全てをお持ちしますので、受け取っていただけませんか?」
答えは全てNOでした。
「こちらで全て早急に対応していますので、大丈夫です」
を繰り返すばかり。
「早急とはいつまでですか?具体的な目処はたっているのでしょうか?」
「私達にさせていただければ、一日でも何とかしますからさせていただけないでしょうか?」
答えはNOです。。。
行政は感染症というだけで助けるのではなく殺処分をするのです。
救う努力もしないで・・・・。
所有権撤回の書面を、ワンライフ側からすでに提出され、2月15日にお詫びの声明文を公開されました。
大阪府にもこの子たちの所有権は有りません。
私達は、処分される必要の無いこの子達を助けます。
「殺してもいい理由」なんて、この世には絶対に存在しません。
ブルセラ症は日本の飼い犬にも数%感染している可能性があると言われています。
もし、処分という前例を作ってしまえば、狂犬病と同じように、発覚すればすぐ処分されます。
しかし、ブルセラ症は感染を防ぐことができます。
病気もきちんと治療すれば治す事もできます。
ブルセラ症は治る!防げる!という前例を作る為に、どうか皆さんのお力をお貸し下さい! |