エンジェルズ(旧称：アーク・エンジェルズ)　現場報告

	2007.3.21
	3月21日の早朝、突然大阪府警本部が現場捜索に入りました。祭日にもかかわらず、捜査員の数は16名確認できました。	右に立っているのが府の職員　あとは捜査員
	前日の夕方、心配で現場を訪れていたボランティアさんから「黒ラブの様子がどう見てもおかしい　病院に連れて行ってと再三頼んでみたけど連れて行ってもらえない」と連絡がありました。結局連れて行ってもらえないまま、6時になると府の職員は帰宅していきました。心配で絶えかねたボランティアさんが警察へ通報されたそうです	どの子も新聞紙すら敷かれていません。ここは雨が降ると水が溜まる為、ブロックの上にゲージを置いています。
	横たわるバーニーズ	ゴールデンのようですが、背中の毛が広範囲にわたって抜け落ちている
	警察への通報や、府への抗議の電話で皆さんの思いが伝わったのだと思います。捜査員の方々が10本以上のフィルム・ビデオにこの現場を撮られていました。このまぎれもない動物虐待の実情を正しく裁いてくれることを願うばかりです。	ラブラドール　衰弱し、この子も背中の毛・皮膚に異常が見られます
	警察による現場検証が終わった後、陰性犬の移動が始まりました。
	この子も皮膚に異常があります。	移送用のゲージに入れられるダックス
	この隅にこびりついているものは、糞尿・抜け落ちた毛です。	それでも大阪府は、「十分ゲージは足りているから」と新品のゲージの受け取りを断りました。
	移送する犬は、全頭シャンプーしてからと聞きました。それについて、衰弱した犬を一度も経験の無い職員が行うこと、ドライヤーは人間用のハンドドライヤーで、、ましてこの寒い3月、屋外で行うことに強く反対しました。すると突然、シャンプーはすぐ中止になり、拭いて消毒することに変更されました。私達の意見が聞き入れられたとも思えません。それはどういう理由でなのでしょうか？まさか「めんどくさい」や「時間と人手がかかりすぎる」という理由ではありませんよね？
	一度も暖かい家庭や温もりを知らないままゲージに閉じ込められ薬の副作用で死んでいった子がいますこの子達は一体何のために生まれてきたのでしょうか	窮屈そうなゲージは今も改善されていません。