エンジェルズ(旧称:アーク・エンジェルズ)  
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活動趣旨「小さな命を救う」

200.6.10.5 遺体発見
  本文の中に大変ショッキングな画像が含まれています。
非公開も考えましたが、 現実を知って頂くと共に彼らの叫びを伝えたく公開する事に致しました。
 
2006.10.7パーク内展望台にて遺体が沢山発見されました。

前日深夜、パークの前従業員から今までに亡くなった子達の処理の話を聞きだしました。

展望台横は小型犬舎があり今までも何かわからない異臭が漂っていたのです。

まさか・・・

私達が17日に見たセントバーナードも?

 
  7日朝からスタッフ8名で捜索。

従業員が語った展示場裏の地面は掘り起こした跡に草も生えない部分が一面に広がっていました。

そして展望台へ

埋めた場所を案内するかのように、地面には引きずられて運ばれた犬の毛が跡を残していた。

「ここにいるよ・・・」「ここだよ・・・」と私達は導かれました。

展望台斜面には大量の糞が投棄されていました。

 
  雨で流れ落ちて行く糞は農業用水に混入しないのか?

大きな問題である。

展望台隅にはラティスが積み上げられ、その下には盛り上がった土が・・・

 
  夕方から作業に入り始め、第一の遺体を発見したのは8時をまわっていました。

遺体を傷つけないように手作業です。

翌朝からも作業は続きました。

1メートルほど手前の土をはらうとすでに遺体が姿を見せました。

蛆の山で凄い臭いが鼻をつきます。

大きな体は暖かく、発酵しているようでした。

「見つけた!!セントが居た!!」

 
  セントの横には3体もの犬が無造作に投げ込まれたように重なりあっていました。

そして、50cm位横から続々と遺体が・・・

遺体から見ると死後1ヶ月以内のものばかりのようでした。

ゴールデン・セッター・ダックスそして生まれて1ヶ月も経たない子犬。

ゴールデンは体を折り曲げたまま硬直していた。

 
 
  適正な大きさの犬舎ではなく、小さな小さな犬舎で孤独に亡くなっていったのでしょう。

顔の表情は何とも悲しい諦めのような感じに見えました。

プレハブのエアコンはすでに壊れたままでした。

管理者自身がプレハブ内で何度も熱中症で倒れたと自身が証言しておりました。

そんな中に狭い狭い犬舎の中でどんなに暑かったことでしょう・・・

どんなに孤独だったでしょ・・・

誰からも看取られる事無くひとり寂しくこの世を去ってしまっていった子達の声はもぅ聞くことはありません。

しかし、彼らの叫びが皆様の胸に響いている事でしょう。

安らかに眠って欲しいです。

そして、次に生まれ変わって着た時は暖かな優しい家庭に迎えられますように・・・

数年も前に埋められたと思われる子達はすでに骨だけになっておりました。

いったい何体がここに埋められたのか?

翌日から沢山の方が無念にも亡くなったわんちゃん達に会いに来て下さっていました。

 
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