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10月6日 滋賀シェルターへの保護犬移動の件について

以前から滋賀シェルター開設について、地元住民の方々との話し合いを続けておりますが、今だ十分な理解がいただけず、シェルターへの保護犬達の移動を、地域住民・朝日放送「ムーヴ」・高島市市長・某巨大掲示板或いは反対派活動家の参加者によって阻まれています。 今回、問題の論点である「疥癬症」の感染犬については、獣医師の診断によって完治したことを確認し、9月19日の集会で報告しております。またその後、獣医師により全頭再検査を行い、10月4日の2回目集会で診断書の提示をしております。


当団体は、獣医師の診断結果を検討・法に基づき移動は問題ないとの結論を出し、10月6日の移動を市と住民に報告し、実行しました。


しかし、10月6日当日 地域住民・某巨大掲示板の参加者或いは反対派活動家、そして高島市長までもが公道に座り込み、シェルターまでの道を封鎖されました。(※公道の座り込み・道路封鎖は道路交通法に違反します)
保護犬を乗せた車2台を囲まれ、フロントガラスの真横から投光機3台から直に照らされ、中には「そんな犬殺してしまえ」などの暴言を浴びせられ、8時間にわたる拘束が続きました。その結果、搬送されている犬の衰弱の限界を感じ、大阪に一旦撤退する結果となりました。


私達は現在犬達を広いとは言えない事務所内でお世話をしています。
広い施設とドックランで全頭過ごすことが出来るという期待を抱き、移動を決めましたが、逆に8時間もの長い間、保護犬に負担をかけてしまったことを大変申し訳なく思っております。
保護犬最優先で再度、団体スタッフで話し合った結果、保護犬の移送は一旦見送ることとなりました。その日の夕方、現場作業者とスタッフ数名・スタッフの飼い犬7頭とシェルター整備作業の為、再度現場へと出発しました。


警察から反対住民の過激派からの危険が生じる可能性があるとの事を危惧し、2台のパトカーと機動隊バス3台の護衛のもと現場に向かうこととなりました。
警察の方々の予測通り、現場ではまた反対派の集団が道路を封鎖していました。


団体の代表者とこちらの代表が話し合いをした結果、今回は保護犬を連れていないこと・作業目的に作業員が同伴していることを考慮していただき、飼い犬であることをよく知る市の職員が確認をすること(犬種と畜犬登録の確認)を条件で通してもらうことに同意をいただけました。
しかし全頭確認をし、代表者もOKを出していただいたにも関わらず、3時間待たされた結果、「住民一部には納得してもらったが、乱入した部外者・公道封鎖の為に道路真ん中に置いた3台の重機の撤去が出来ない」という返事が来、結局再度撤退せざるを得なくなりました。


当団体は、シェルター建設についても出来る限り、地域住民の理解がいただけるよう、地域住民の方々にご迷惑をお掛けしないよう努力しております。
当団体の敷地内に保護犬の搬入をすることについても、法的に問題が無いことを前提に実施致しました。


今後も地域からのご理解をいただけるように努力も続けていきつつ、保護犬達が一匹でも多く幸せになる為に努力していきますので、ご理解・ご支援・ご協力を宜しくお願い致します。



9月19日 集会の様子

座り込みをする高島市市長(写真右)

区長代理「こんな犬ら、殺してしまえ」と暴言を吐く
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